年収アップも夢じゃない！Javaエンジニアとしてもっと活躍

Javaエンジニアの年収は？

言語別にエンジニアの年収を見た場合、Javaは中間程度の位置だと言われています。勤務地や経験、雇用形態などにより異なりますが、各種調査によると平均年収は552万円ほどとのこと。国税庁の「令和3年分民間給与実態統計調査」によれば、日本人の平均年収は443万円なので、エンジニアのなかでは中間位置とはいえ、全体としては高収入に類するでしょう。 ただ、Javaエンジニアのなかでも幅があるのが実状で、最高年収が2000万円超という方もいれば、未経験での転職のため430万円ほどだという方もいます。やはり、未経験者がいきなり高収入を狙うのは難しいようです。しかし、Javaエンジニアを含むITエンジニアの年収は、ほかの業種よりも上昇率が大きめのため、研鑽によっては短期間で高収入に転じることも期待できます。

高収入の理由は？

一般的に見て、Javaエンジニアが高収入なのには、いくつかの理由があります。ひとつには、習得が難しく扱える人材が少ないため、必然的にJavaエンジニアの価値が高くなるということです。また、Javaは汎用性が高い言語のため、多くの案件に用いられます。案件は多く人材は少ないというアンバランスが、結果的に高単価に結びついているといえるでしょう。 なお、Javaは、金融機関のATMや道路の信号機制御といったインフラを支えているシステム開発に多く使用されています。これらは私達の生活に密着する重要なシステムのため、今後もJavaエンジニアの需要は続いていくはずです。

さらに年収アップを目指すには

仕事における頑張りが収入がアップに繋がると、その後のモチベーションもより一層高まります。では、Javaエンジニアが年収アップを叶えるには、なにが必要なのでしょうか。ひとつには、クライアントとの打ち合わせや仕様書・設計書の作成といった、上流工程に対応できるスキルの習得が有力です。Javaの提供元であるOracle社による「Oracle認定Javaプログラマー」の資格の取得も効果的でしょう。 また、汎用性が高いJava案件には、フレームワークや統合開発環境、ライブラリなども存在します。そのようなスキルも習得できれば、Web・スマホアプリはもちろんのこと、業務システムや組み込みシステムなどにも対応できるようになり、収入アップにつながるでしょう。 そのほか、転職をする際、エンジニアに特化した転職エージェントを利用するのもおすすめです。業界の実状やニーズに詳しいうえ、転職にあたってのアドバイスや先方との交渉といった、心強いサポートが充実しています。複数のエージェントを比べつつ、自分の要望に合う求人の紹介および丁寧な対応をしてくれるところを味方につけてみてください。